しまなみ海道 自転車で選ぶ宿 尾道・今治・島内比較

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この記事の要点

  • アクセス — 尾道はJR山陽本線、今治は高松方面からの鉄道や松山方面からの車で移動できます(公式情報より)
  • レンタサイクル予算 — シティサイクル/クロスバイク/軽快車は大人3,000円、小学生以下1,000円、電動アシスト自転車は4,000円、E-bikeは8,000円(2026年8月時点)
  • 貸出拠点 — 尾道駅前・生口島(瀬戸田町観光案内所・瀬戸田サンセットビーチ)・大三島・今治(糸山・今治駅前)に分かれています
  • 宿泊税 — 尾道・向島・因島・生口島など広島県側の宿は、素泊まり料金(1人1泊・税抜き)6,000円以上で1人1泊200円の広島県の宿泊税がかかります(2026年4月1日から)
  • 3,000円 シティサイクル/クロスバイク/軽快車(大人)の1日レンタル料金
  • 4,000円 電動アシスト自転車・タンデム自転車の1日レンタル料金
  • 8,000円 E-bikeの1日レンタル料金

しまなみ海道サイクリングと宿選びの新常識

しまなみ海道は尾道(広島県)と今治(愛媛県)を結び、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島といった島々を橋でつないだルートです。広島県では、しまなみ海道自転車道利用促進協議会が地域レベルでサイクリング環境の整備を進めており、公共交通機関と自転車を組み合わせた旅がしやすい土地になっています。

この環境を最大限に生かすなら、宿選びも「観光地としての魅力」だけでなく「サイクリストとしての使い勝手」で見る必要があります。具体的には、自転車を客室や専用スペースに持ち込めるか、泥や潮でよごれた車体を洗える洗車場があるか、レンタサイクルを利用している場合は返却拠点までの距離が無理のない範囲かどうかです。次の章から、尾道・今治・島内のエリアごとに確認できている宿泊施設を紹介します。

レンタサイクルの営業時間は季節で変わる

尾道駅前ターミナル(No.1)の営業時間は3月~11月が8:00~19:00、12月~2月が8:00~18:00です(2026年8月時点)。宿から返却拠点までの移動時間は季節によって余裕を持たせて計画しましょう。

尾道・今治へのアクセス

尾道へは広島市中心部からJR山陽本線で移動できます。今治へは高松方面から鉄道、松山方面から車でのアクセスが可能です。どちらの起点を選ぶかで、しまなみ海道を走る方向や宿泊の組み立て方も変わってきます。

広島市中心部→尾道

  • JR山陽本線 広島駅から尾道駅まで運行しています

高松・松山方面→今治

  • 鉄道 高松方面から今治駅までJRで移動できます
  • 車 松山方面から今治まで車で移動できます

アクセスの起点が決まったら、実際にどのエリアで泊まるかを見ていきましょう。まずは尾道側の起点となる宿からです。

尾道エリアで泊まる

サイクリング専門ホテルHOTEL CYCLE

尾道エリアにあるサイクリング専門ホテルで、客室に自転車を持ち込める設計で知られています。しまなみ海道を尾道側から走り出す拠点として選びやすい宿です。

尾道はしまなみ海道の起点であり、レンタサイクルの尾道駅前ターミナル(No.1)もあるため、初日に自転車を借りてそのまま島へ向かうプランを組みやすいエリアです。HOTEL CYCLEはその立地を生かし、自転車を意識した滞在ができる宿として紹介されています。

広島県側の宿には宿泊税がかかります

2026年4月1日から、広島県内の宿泊には県の宿泊税がかかっています。素泊まり料金(1人1泊・税抜き。サービス料を含み、食事代は含まない)が6,000円以上なら1人1泊200円、6,000円未満なら課税されません。尾道のほか、向島・因島・生口島の宿も広島県です(広島県 宿泊税制度の概要)。

項目内容
所在地尾道エリア(広島県)
特徴サイクリング専門ホテル、自転車の持ち込みに対応

尾道側で一泊してから島を渡っていくか、今治側から走り始めるかは好みが分かれるところです。続いては、今治エリアの宿を見ていきます。

今治エリアで泊まる

温泉とサイクリング鈍川温泉 美賀登

今治エリアの鈍川温泉にある温泉宿で、サイクリストの受け入れを前提とした体制を整えていることが確認できています。走り終えた体を温泉で休められる点が特徴です。

今治側はしまなみ海道の終点にあたり、今治糸山レンタサイクル・今治駅前レンタサイクルの2拠点があるエリアです。美賀登は温泉宿でありながらサイクリングへの対応をうたっており、走破後の一泊にも向いています。

項目内容
所在地今治エリア(鈍川温泉)
特徴温泉宿、サイクリングに対応

今治エリアにはもう一軒、I-LINK HOSTEL & CAFE SHIMANAMIという宿もあります。今治市上浦町井口に位置するホステル&カフェで、しまなみ海道沿いの立地です。自転車の持ち込みや洗車設備の詳細はこの記事の調査では確認できていないため、予約前に公式サイトで直接確認することをおすすめします。

項目内容
所在地今治市上浦町井口

尾道・今治という本州・四国側の拠点に加えて、しまなみ海道の魅力は島の中にも宿があることです。続けて島内の宿を紹介します。

島内(生口島・大三島周辺)で泊まる

島でグランピングGLAMPROOK しまなみ

今治市馬島にあるグランピング施設です。しまなみ海道の橋がつなぐ島のひとつに位置し、本州・四国どちらの起点からも自転車で立ち寄れる中継地としての存在感があります。

島に宿を取ると、走る距離の配分を自由に組み立てやすくなります。GLAMPROOKしまなみはその代表例で、馬島という橋の途中にある島に位置しています。

項目内容
所在地今治市馬島
特徴グランピング施設

生口島・大三島周辺には、しまなみ温泉 喜助の宿もあります。所在地は今治市中日吉町で、こちらも島の中で一泊できる選択肢のひとつです。自転車の持ち込み可否や洗車場の有無は施設ごとに異なるため、こちらも予約前の確認をおすすめします。

項目内容
所在地今治市中日吉町

宿の選択肢を押さえたところで、レンタサイクル自体の料金と拠点についても整理しておきましょう。

レンタサイクルの料金と貸出拠点

しまなみジャパンが運営する公式レンタサイクルには、一般車(シティサイクル/クロスバイク/軽快車)、電動アシスト自転車、E-bike、タンデム自転車の4種類があります。1日利用の料金は、一般車が大人3,000円・小学生以下1,000円、電動アシスト自転車とタンデム自転車が4,000円、E-bikeが8,000円です(2026年8月時点)。

貸出に対応している拠点は、尾道駅前レンタサイクル(尾道)、瀬戸田町観光案内所(生口島)、瀬戸田サンセットビーチ(生口島)、大三島レンタサイクル(大三島)、今治糸山レンタサイクル(今治)、今治駅前レンタサイクル(今治)です。宿泊先に近い拠点を選んでおくと、当日の行動がスムーズになります。

営業終了間際に返却拠点へ駆け込む

尾道駅前ターミナル(No.1)の営業時間は3月~11月が8:00~19:00、12月~2月が8:00~18:00です(2026年8月時点)。宿での荷物整理や休憩の時間を考えると、余裕を持って返却拠点に到着できるよう、走行計画は早めに区切っておくと安心です。

料金と拠点を押さえたら、最後に冒頭で触れた「自転車持ち込み・洗車場・拠点との距離」という3つの視点を、もう一度整理しておきます。

自転車持ち込み・洗車場・乗り捨て拠点を確認する視点

ここまで紹介した宿のうち、HOTEL CYCLE(尾道エリア)は自転車の持ち込みに対応するサイクリング専門ホテル、美賀登(今治エリア)はサイクリングに対応する温泉宿であることが確認できています。一方で、I-LINK HOSTEL & CAFE SHIMANAMI、GLAMPROOKしまなみ、しまなみ温泉 喜助の宿については、所在地や施設タイプは確認できたものの、自転車の持ち込み可否や洗車場の有無、レンタサイクル拠点までの具体的な距離までは今回の調査では確認できていません。

予約前に公式サイトで直接確認を

自転車の持ち込み可否・洗車場の有無・レンタサイクル拠点との距離は施設ごとに条件が異なります。予約前に各宿泊施設の公式サイトや予約ページで、これらの条件を直接確認することをおすすめします。

編集部の偏愛ポイント

橋を渡り切った先の宿に自転車を停め、荷物を下ろす瞬間を想像してみてください。本州側の尾道から、四国側の今治まで、どの島で一泊するかによって旅の景色がまったく変わってくる。それこそが、しまなみ海道を自転車で泊まりながら巡る楽しさだと思います。

宿選びのポイントを踏まえたうえで、よくある疑問にもまとめて答えておきます。

よくある質問

Q 自転車を分解せずに宿の部屋へ持ち込めますか?

宿によって対応が異なります。今回確認できた範囲では、尾道エリアのHOTEL CYCLEはサイクリング専門ホテルとして自転車の持ち込みに対応しており、今治エリアの美賀登も温泉宿でありながらサイクリングに対応しています。それ以外の施設については、予約前に公式サイトで持ち込み可否を確認することをおすすめします。

Q レンタサイクルの貸出拠点はどこにありますか?

尾道駅前レンタサイクル(尾道)、瀬戸田町観光案内所(生口島)、瀬戸田サンセットビーチ(生口島)、大三島レンタサイクル(大三島)、今治糸山レンタサイクル(今治)、今治駅前レンタサイクル(今治)の6拠点で貸出に対応しています。宿泊先に近い拠点を選ぶと移動がスムーズです。

Q 電動アシスト自転車やE-bikeも借りられますか?

借りられます。電動アシスト自転車は4,000円、E-bikeは8,000円です(2026年8月時点)。坂道の多い区間や体力に自信がない場合の選択肢になります。

Q 子ども向けのレンタサイクル料金はありますか?

一般車(シティサイクル/クロスバイク/軽快車)は小学生以下1,000円で利用できます(2026年8月時点)。大人料金の3,000円より抑えられているため、家族での利用もしやすい設定です。

Q 冬でもレンタサイクルは利用できますか?

利用できます。ただし営業時間が季節で変わり、尾道駅前ターミナル(No.1)は3月~11月が8:00~19:00、12月~2月が8:00~18:00です(2026年8月時点)。冬に利用する場合は返却時間に余裕を持たせておきましょう。

基本情報

項目内容
ルート尾道(広島県)~今治(愛媛県)
レンタサイクル料金(一般車)大人3,000円、小学生以下1,000円(2026年8月時点)
レンタサイクル料金(電動アシスト・タンデム)4,000円(2026年8月時点)
レンタサイクル料金(E-bike)8,000円(2026年8月時点)
営業時間(尾道駅前ターミナル)3月~11月 8:00~19:00、12月~2月 8:00~18:00(2026年8月時点)
主な貸出拠点尾道駅前・瀬戸田町観光案内所・瀬戸田サンセットビーチ・大三島・今治糸山・今治駅前
宿泊税(広島県側の宿)素泊まり料金(1人1泊・税抜き)6,000円以上で1人1泊200円、6,000円未満は課税なし(2026年4月1日から、広島県)
公式サイトしまなみジャパン レンタサイクル

レンタサイクルの拠点情報はしまなみジャパン ターミナル情報でも確認できます。地域のサイクリング支援体制については広島県 しまなみ海道自転車道利用促進協議会のページも参考になります。

ふらりの落款印

参考・出典