小樽 雨の日・冬の室内観光ガイド|濡れずに巡るオルゴール堂とガラス工房

Photo by Dominic Kurniawan Suryaputra on Unsplash

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小樽運河沿いを傘をさして歩く写真は絵になりますが、雨や雪の日に何時間も外を歩き通すのは正直しんどいものです。実は小樽には、屋内で雨風をしのぎながら一日過ごせる観光スポットが集まっています。オルゴールの音色に包まれる建物から、ガラス細工の輝き、歴史的建造物を活用した資料館まで、駅から歩ける範囲だけでもかなりの時間を過ごせます。

このガイドでは、雨の日や雪の季節でも楽しめる室内スポットと、濡れずに移動するためのルートをまとめました。冬の小樽ならではの過ごし方も合わせて紹介します。

この記事の要点

  • 所要時間 — 駅徒歩圏内の金融資料館・芸術村・運河館・田中酒造本店の4か所で約2〜3時間
  • アクセス — 札幌駅からJR快速エアポートで約32〜40分、片道800円(自由席)
  • ベスト時期 — 冬季は「小樽雪あかりの路」も楽しめる季節
  • 移動のコツ — 小樽築港駅直結のウイングベイ小樽なら屋内移動100%
  • 1912年 小樽オルゴール堂本館の建物が建てられた年
  • 690本 2号館のパイプオルガンにあるパイプの数
  • 800円 札幌駅からJR快速エアポートで小樽駅まで行く片道運賃(自由席)

小樽が雨や雪の日でも観光を諦めなくていい理由

小樽駅から歩ける範囲だけでも、日本銀行旧小樽支店金融資料館・小樽芸術村・運河館・田中酒造本店といった屋内施設が集まっていて、この4か所を回るだけで約2〜3時間ほど過ごせます。ここにオルゴール堂やガラス工房を組み合わせれば、雨の予報でも一日の予定を組みやすくなります。子ども連れなら、小樽築港駅からすぐのウイングベイ小樽で屋内移動100%の一日を作ることもできます。まずは小樽観光の代表格、オルゴール堂から見ていきましょう。

小樽オルゴール堂で雨宿りしながら音色に浸る

小樽オルゴール堂 本館

定番の名所小樽オルゴール堂 本館

明治45年(1912年)に建てられた歴史的建造物を活用した本館は、小樽観光の拠点であるメルヘン交差点に立っています。80,000点のオルゴールが音色を響かせる館内は、シンボルの蒸気時計と合わせて雨の日の定番の立ち寄り先です。

Photo: 松岡明芳 / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons(2006年撮影)

館内は木骨造りのノスタルジックな雰囲気で、宝石箱や陶器、ぬいぐるみなど多様なデザインのオルゴールが並んでいます。「イージーオーダー」では曲とベースを自由に組み合わせて、自分だけのオルゴールを作れます。堺町通りをはさんでメルヘン交差点と小樽運河をつなぐ散策ルートは、小樽オルゴール堂公式サイトでも紹介されています。

項目内容
所在地メルヘン交差点付近(小樽市)
営業時間9:00〜18:00 / 祝前日・金・土 9:00〜19:00(夏季のみ)(2026年8月時点)
特徴1912年建造の歴史的建造物。80,000点のオルゴールの音色に浸れる(2026年8月時点)

2号館アンティークミュージアムのパイプオルガン

本館から足を延ばせる2号館には、1908年製のエオリア・パイプオルガンがあり、約690本のパイプから重厚な音色が響きます。アンティークオルゴールや、からくり仕掛けで動くオートマタも見どころです。ミニコンサートは1日6回、10時・11時・12時・14時・15時・16時に開かれ、1回あたり約15分で聴けます。

項目内容
見どころ1908年製エオリア・パイプオルガン(約690本のパイプ)、アンティークオルゴール、オートマタ
ミニコンサート1日6回(10時・11時・12時・14時・15時・16時)、1回あたり約15分

手作り体験遊工房でオリジナルを作る

木の質感や小さなパーツに触れながらオルゴールを組み立てられる体験施設です。

項目内容
所在地小樽市入船1丁目1-5
電話0134-21-3101
営業時間9:00〜18:00(体験受付は16:30まで)(2026年8月時点)

4店舗スタンプラリーでもう一品

本館・2号館・堺町店・手作り体験遊工房の小樽市内4店舗を回ってスタンプを集めると、プレゼントがもらえる仕組みがあります。雨の日に複数店舗をはしごする動機としてもちょうどいいです。

パイプオルガンの余韻に浸ったら、続いてはガラス細工の世界です。

ガラス工房でとんぼ玉づくりに挑戦する

体験工房北一硝子

ガラス製品の販売に加え、とんぼ玉制作などの体験工房を備えた屋内施設です。雨や雪の日でも天候を気にせず過ごせる場所として、小樽観光の定番に数えられています。

体験は当日受付できることが多いものの、混雑しやすい日は予約が優先されます。

項目内容
特徴屋内施設。とんぼ玉制作などの体験工房を併設
予約当日受付可能(土日・雨天など混雑日は予約優先)

体験は予約優先の日もあります

ガラス工房の体験は当日受付ができる場合が多いものの、土日や雨天などの混雑日は予約が優先されます。天候が崩れそうな日に体験を組み込みたいときは、事前に公式サイトで空き状況を確認しておくと安心です。

ガラスの輝きを楽しんだら、次は歴史的建造物をめぐる資料館エリアです。

歴史的建造物をめぐる資料館・美術館

「北のウォール街」と呼ばれた当時の小樽を伝える歴史的建物を活用した日本銀行旧小樽支店金融資料館では、日本銀行の歴史や業務、小樽の発展についての展示を屋内でじっくり見て回れます。

項目内容
アクセス小樽駅から徒歩圏内
特徴「北のウォール街」と呼ばれた歴史的建物を活用した屋内施設

小樽芸術村も、駅から徒歩圏内にある屋内施設として名前が挙がります。運河館や田中酒造本店と合わせて、これら4か所を回ると約2〜3時間ほどの行程になります。屋根のある建物をつないで歩けば、傘を差す時間を最小限にできます。

濡れずに回る駅からのモデルコース

駅徒歩圏内の施設とメルヘン交差点周辺のオルゴール堂をつなげると、無理なく屋内中心の一日が組めます。

雨の日でも安心のモデルコース

  • 午前 小樽駅から徒歩で日本銀行旧小樽支店金融資料館へ
  • 午前〜昼 芸術村・運河館・田中酒造本店を合わせて巡る(4か所合計で約2〜3時間)
  • 昼過ぎ メルヘン交差点まで足を延ばし、小樽オルゴール堂本館へ
  • 午後 2号館アンティークミュージアムでミニコンサートの時間(10時・11時・12時・14時・15時・16時のいずれか)に合わせて鑑賞
  • 夕方 南樽市場や三角市場で海鮮丼を楽しむ

このコースなら、建物から建物への移動時間を除けばほとんどを屋内で過ごせます。子ども連れでもっと屋内比率を高めたい場合は、次に紹介するウイングベイ小樽が選択肢になります。

子連れなら屋内移動100%の「ウイングベイ小樽」も

全天候プレイランドウイングベイ小樽 イカロスの城

小樽築港駅からすぐの商業施設「ウイングベイ小樽」にある、0〜12歳の子どもと家族向けの全天候型室内プレイランドです。約750坪の会員制施設で、大人も一緒に遊べる滑り台などがあります。

小樽築港駅から直結のため、駅を出てから施設に入るまでほぼ濡れずに移動できます。

項目内容
アクセス小樽築港駅からすぐ(屋内移動100%)
対象0〜12歳の子どもと家族
規模約750坪の会員制、全天候型室内プレイランド

レンタサイクルで坂道移動を楽にする

駅から少し離れた場所まで足を延ばしたい場合は、電動アシスト自転車のレンタルも選択肢になります。

項目内容
所在地北海道小樽市稲穂3-1-1(COTARU)
アクセス小樽駅から徒歩約5分
特徴電動アシスト自転車で坂道の多い小樽を移動しやすくなる

雨具を用意しておけば、傘を差しながらの徒歩よりも移動時間を短縮できます。

混雑を避けるコツ

ガラス工房などの体験工房は、土日や雨天だと予約が優先される傾向があります。

体験工房の混雑度(土日・雨天)●●●●●4/5

ミニコンサートの時間を先にチェック

2号館のミニコンサートは10時・11時・12時・14時・15時・16時の1日6回です。到着時刻から逆算して次の回に合わせておくと、待ち時間を減らせます。

体験工房を予約なしで週末に訪ねてしまう

土日や雨の日にガラス細工などの体験を当日ふらっと申し込もうとすると、満席で断られることがあります。天候が崩れそうな日に体験を組み込みたいときは、事前に公式サイトで空き状況を確認しておくと予定が立てやすくなります。

冬の小樽ならではの楽しみ方

冬季には、小樽運河周辺で「小樽雪あかりの路」が例年開催され、キャンドルとスノーオブジェが並ぶ幻想的な雰囲気が生まれます。運河沿いの雪景色は、傘を用意しておけば雨の日以上に風情のある一枚になります。屋内観光で体を温めた後は、湯の花温泉のような入浴施設で一息つく過ごし方も選択肢になります。

編集部の偏愛ポイント

棚に並ぶ小さなオルゴールをひとつずつのぞいてみてください。掌に乗るサイズの中に、驚くほど多彩な意匠が詰め込まれているのに気づくはずです。それが小樽オルゴール堂を雨の日の一番手におすすめしたい理由です。

小樽で味わいたい海鮮丼

小樽で味わいたい海鮮丼

  • 三角市場の海鮮丼 — JR小樽駅前にある市場で、獲れたての海産物を使った海鮮丼が楽しめます
  • 南樽市場の海鮮丼 — オルゴール堂本館から車で約3分、徒歩で約15分の市場で、新鮮な海産物がそろいます

屋内観光の合間に立ち寄りやすい距離にあるので、ルートに組み込みやすいのも利点です。

雨の日の持ち物メモ

雨の日のおでかけチェックリスト

  • 折りたたみ傘
  • 防水性のある靴
  • レンタサイクル利用時の雨具
  • 体験工房用の現金やカード
  • スタンプラリー用に4店舗の場所メモ

アクセス方法

札幌→小樽

  • JR快速エアポート 約32〜40分 / 800円 — 自由席、追加料金なし、日中30分間隔で運転
  • JR普通列車 約45〜55分 — 1時間に3〜7本運行
  • 高速バス 約35分〜1時間 — 運賃は電車とほぼ同水準

札幌中心部から小樽までは北西へ約38〜40kmの距離です。JR快速エアポートは朝5時38分から夜23時09分まで、高速バスは朝6時25分から夜21時55分まで運行しています。車がなくても、この時間帯なら日帰りでも余裕を持って室内観光を組み立てられます。

よくある質問

Q 小樽の室内観光は何時間で回れますか?

駅徒歩圏内の日本銀行旧小樽支店金融資料館・芸術村・運河館・田中酒造本店の4か所なら、約2〜3時間で回れます。ここにオルゴール堂やガラス工房を加えると、その分だけ時間に余裕を持たせる必要があります。

Q 車がなくても行けますか?

行けます。札幌駅からJR快速エアポートで約32〜40分、片道800円(自由席)で小樽駅に着きます。駅から徒歩圏内に主要な屋内施設が集まっているほか、COTARUのレンタサイクルで移動範囲を広げることもできます。

Q 雨の日でも楽しめますか?

楽しめます。小樽オルゴール堂や北一硝子などの屋内施設が複数あり、天候を気にせず過ごせます。小樽運河は傘の準備が必要ですが、雨の景色も風情があります。

Q 子連れでも大丈夫ですか?

ウイングベイ小樽の「ドリームランド イカロスの城」は屋内移動100%の全天候型プレイランドで、0〜12歳の子どもと家族が対象です。小樽築港駅からすぐの立地も、雨の日には心強いポイントです。

Q 混雑を避けるにはどうしたらいいですか?

ガラス工房などの体験工房は、土日や雨天だと予約が優先される傾向があります。当日ふらっと立ち寄る予定でも、事前に公式サイトで空き状況を確認しておくと安心です。

基本情報

項目内容
アクセス札幌駅からJR快速エアポートで約32〜40分・800円(自由席、追加料金なし)(2026年8月時点)
小樽オルゴール堂 本館 営業時間9:00〜18:00/祝前日・金・土9:00〜19:00(夏季のみ)(2026年8月時点)
小樽オルゴール堂 本館 収蔵80,000点のオルゴールの音色に浸れる(2026年8月時点)
手作り体験遊工房小樽市入船1丁目1-5、TEL 0134-21-3101、9:00〜18:00(体験受付16:30まで)(2026年8月時点)
レンタサイクル COTARU北海道小樽市稲穂3-1-1、小樽駅から徒歩約5分
公式サイト小樽オルゴール堂公式サイト

雨や雪の予報でも、屋内施設をつなぐルートを先に決めておけば、小樽観光の予定を崩さずに過ごせます。次の休みの行き先候補に、室内中心の小樽をぜひ加えてみてください。

主要スポットの位置(地図はドラッグ・拡大できます):

ふらりの落款印

参考・出典